エクステリアの基礎知識
エクステリアの基礎知識
いざ探し始めて、エクステリア業者の多さに驚かれる方も多いでしょう。「~エクステリア」
「~外構」「~造園」と数多くの業者があふれています。
エクステリアの業者やプランを考える前にまずは、良質なエクステリア造りのための基礎知識、
よくある疑問を徹底解説致します。

エクステリアでもっとも重要になるのは『基礎工事』です。これは構造物でも設置する金物製品でも変わりはありません。しかし得てして、隠れてしまう『基礎』より仕上りに目が行ってしまうもの…
『基礎』部分の手抜き工事は、出来てしまった後で確認することは非常に困難です。また土台となる部分が手抜き工事ということは構造に問題があるということです。表面上どれほど見目良く仕上がっていてもいずれ大きな問題になる可能背が高いくなります。

手抜き工事が横行! ~ブロック塀編~

ブロック塀で最も手抜き工事がされやすい見えない所、
それは『基礎』と『鉄筋』です。
≫建築基準法とブロック塀でも触れていますが、ブロック塀の高さに応じて基礎の厚さ、深さなどの必要寸法が変わります。
右画像
①はU字側溝を埋設で道路を掘削したため、ブロック基礎の断面が露出した状態の画像です。
②手抜き工事断面拡大画像のブロック塀は基礎コンクリートの下は土のままの状態です。
③フルフィル施工の断面拡大画像では基礎コンクリート下に転圧砕石が有るのが分かります。砕石転圧が無ければ基礎のコンクリートが打設してあっても、沈下する可能性が非常に高くなります。
『基礎』がブロック塀全体を支える土台ならば、『鉄筋』は塀の強度を保つ骨格と言えます。基礎と同じく塀の高さによって配筋が変わります。にもかかわらず必要本数に足りていなかったり、タテに1本通しの鉄筋を継足ししたり……骨格が脆弱では塀を支えきれません。

近年では、施工中写真を撮影したり、ネットで公開している業者も増えています。
しかしそれが=安心な工事ではありません。基礎が足りていない事例やタテ筋を塀の
途中で継ぎ足している事例を恥ずかしげもなく公開している例もあります。手抜き工事の悪徳業者ではなくても、『工事の基本的な技術を知らない』まま行っている
無知な業者です。手抜き工事を回避するためには必要な知識を業者が持っているか事前に質問・相談して確認しておきましょう。



~土間コンクリート編~

土間コンクリートで『表面上にクラックが発生すのは手抜き工事だから…』という勘違いをされている方は多いかもしれません。一般的に、コンクリートのクラックには2通りに分類されます。
髪の毛ほどの幅(0.3mm以下)で深さ4mm以下の表面上に発生したヒビで、構造や強度上に問題はないため、補修も特に必要とせず(美観上の補修を除く)、ヘアークラックといわれます。
間コンクリートのクラックでクラック防止策を紹介していますが、これらの努力を費やしても、ヘアークラックは絶対に防げる訳ではありません。

ヘアークラックとは異なり、施工あるいは設計時の欠陥によって内部から生じたひび割れで、表面だけでなく
裏面まで貫通しているクラックのことを構造クラックと言います。手抜き工事や施工不良、設計ミスで発生する
クラックはこの構造クラックのことです。



上記の原因はほんの一部です。これらの原因以外にも、
『外気温が低い際に温度補正を怠る』
『外気温に合わせた強度の生コンを使用していない』
など様々な要因が影響し合って発生します。 しかし、表面上のヘアークラックは比較的に打設後短期間で発生するのに対して、構造クラックなどはある程度時間を置いてから発生する場合が多いです。そのため業者の保証期間が
過ぎてしまい、手抜き工事業者にとってはやりっぱなしでその後のフォローの必要はなくなります。

手抜き工事・無知な業者の回避術

手抜き工事や基本的な知識不足の業者を回避するために最も重要な事は、業者の知識を確認することです。
そのためにまずは、見積書を確認しながら質問していきましょう。折角無料サービスで手に入れた見積書です。
金額比較だけでなく工事の内容についても有効利用していきましょう。

工事項目や概要・寸法などで分からないことが無いように質問していきましょう。フルフィルでは詳細のお見積りには基礎工事の寸法や生コンクリート強度まで記載しています。業者によって表示の仕方は異なるので、基礎工事などの重要な項目が無くても工事単価に含まれていたりと様々です。
逆に重要な項目でも見積に記載が無ければそれは『工事に含まれていない』と解釈できるので、いざ工事に入ったら『追加工事』になる可能性もあります。事前に確認することが重要です。
『遣り方』や『重機回送費』など必要ではありますが、いまいち内容が分かりにくい項目なども、聞いておきましょう。

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