エクステリアの基礎知識
エクステリアの基礎知識
いざ探し始めて、エクステリア業者の多さに驚かれる方も多いでしょう。「~エクステリア」
「~外構」「~造園」と数多くの業者があふれています。
エクステリアの業者やプランを考える前にまずは、良質なエクステリア造りのための基礎知識、
よくある疑問を徹底解説致します。

カーポートがあるだけで雨の日の乗り降りが便利になるだけでは
なく、汚れや紫外線による日焼けなども防止でき、冬場の霜取りの
時間を短縮できます。
カーポートは駐車スペースの中でも最もポピュラーな商品でもある
ので、その商品数の数も多く販売されています。どれも同じように
見えるかもしれませんが、設置場所の気象条件や、敷地条件などに
合わせたカーポート選びはとても重要です。使い勝手はもちろん
安全性にも関わります。

使い勝手がよく、安全で、確かな施工のカーポートを造るために、
知っておくべきカーポートの基礎知識と、ポイントを押さえていきましょう。

  ≫ 車の条件
  ≫ 敷地の条件
  ≫ カーポートの基礎
  ≫ カーポートの耐久性

駐車スペースを考える

まずは、お車を止める駐車スペースをきちんと検討していき
ましょう。駐車スペースはもちろん広さが必要になりますが、実際に車の出し入れが面倒、洗車がしにくいなど、使い勝手が悪くならない様に(1)車の条件(幅,長さ,高さ)(2)敷地の条件(高低差、設置場所、道路の状況等)を十分に把握して計画をしましょう。

(1)車の条件(幅,長さ,高さ)
カーポートは意外に広いスペースが必要で、お持ちの車種や
保有台数によって、駐車スペースの広さが変わってきます。
ミニバンやワンボックスタイプのような高さのある車種の
場合、標準のカーポートでは高さが足りないため、ロング
柱が必要になります。家族が増えて、ミニバンなどに乗り換えたり、所有台数が変わるなど、将来のことも考えたカーポートのサイズ選択が必要です。また、車の回転半径を考えた間口
設計が重要です。駐車スペースと前面道路との位置関係を
考慮し、ドアの開閉と人が通る動線を考慮する必要が
あります。

(2)敷地の条件(高低差、設置場所、道路の状況等)
前面道路が狭い場合は、駐車場の開口部を広げることで
車の出し入れがスムーズになります。特にいろいろな方が車の出し入れをされるご家庭や交通量が多かったりする
場合には、車庫入れを簡単にする位置(方向)とたっぷりとしたスペース確保しましょう。 また、人の出入り、荷物の出し入れ、屋内への連絡がスムーズで風雪時にも濡れ
ないかどうかなどは車庫の使い勝手を決定する大きな
ポイントです。こうしたことから考慮すると、なるべく
玄関や勝手口に近く、さらに庇づたいか内部で屋内に
つながる配置がベストです。

カーポートの基礎

外構工事(エクステリア工事)だけに限らず、建物や
構造物を造る際に一番重要な部分が「基礎」です。
基礎工事をきちんと行っていないと、その上にどれだけ質の良いものを造っても長持ちせず、最悪の場合は倒壊してしまう危険性があります。しかし、工事が終わってからでは、基礎そのものを確認することができません。工事完了後に怪しいと思っても、地面を掘り返してチェックすることは現実的に難しいからです。 つまり、『基礎工事の品質』は、もっとも手抜き工事をしやすい部分と言い換えることができます。 基礎の大きさは
カーポートの種類・サイズによって異なります。
メーカーによって基準が定められているので、それぞれに見合った大きさの基礎が必要になります。また、カーポートの柱が土間コンクリートに呑込みされている場合にも基礎の大きさは変わってきます。 事前にメーカー
カタログなどで確認しておきましょう。

カーポートの耐久性

「カーポートってどれくらいもつんですか?」とご質問をいただくことが
あります。カーポートの耐用年数はメーカーからも明確な数値が出せない
答えづらい質問です。一般的には10年~20年と言われていますが、日照時間や風雨の量、気温や海の近くなどの条件で短くなることもあれば、長くご使用いただける場合もあります。カーポートは本体がアルミ性が主流で、錆びる
ことがありません。また、屋根材で一般的なポリカーボネートは、ガラスの250倍の耐衝撃強度を誇り、紫外線をほぼ100%カットして、アクリル板よりも耐久性があるので、長くご使用して頂けます。 突風などでポリカ屋根が
剥がれてしまうとご心配される方がいますが、構造上ポリカ屋根は一定以上の風には剥がれるように造ってあります。屋根を飛ばすことで、柱や梁への影響を最小限にとどめるためです。

風や雪などの影響を強く受けるカーポート。平成26年の豪雪で
カーポートが倒壊、あるいは破損した被害が相次ぎました。 関東南部で一般的な商品は耐積雪20cmのため、50cm近くの雪の重さに耐えられなかったからです。また、敷地形状により、屋根下に設置されたお宅などは屋根からの落雪で被害が大きかったようです。 カーポートには耐積雪20㎝以外にも、耐積雪50㎝、100㎝、150㎝と積雪地用のカーポートなどがありますが、それ以外にも20cm用のカーポートにサポート柱や補強材をオプションで取り付けることで、耐積雪30㎝相当にするという方法があります。サポート柱を併用すれば積雪だけでなく耐風圧にもなります。また、積雪用を使用しなくても、柱を1本追加することで耐久性を上げることが可能です。

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